手帖の白

日々をゆるく綴っています

家から出ない日の日記

※写真はイメージでありわたしの部屋ではありません

世間ではおそらく3連休の人が多いんだろうけれど土曜が仕事だったので2連休だった。
昨日はちょっと外出して、今日は、家から出ないぞと決めていた。計画的引きこもり。

といっても、何もしない予定ではない。ここ1ヶ月ほど仕事が忙しくて、週末は体力の回復につとめているだけで終わってしまい、あとまわしにしていることがたくさんある。
掃除。猫トイレの砂を全替えして丸洗いする。掃除機。床掃除。洗面台の掃除。水筒や弁当箱の漂白。忙しくて頭がごちゃごちゃしているとき、無心に掃除をするのはけっこう良いよな、と思っている。
9月はずっと暑くてまだすだれをかけたままだったので片づける。夏用のラグをしまって冬用のラグを出す。
その辺で、時間切れになった。掃除片付けのたぐいは午前中しかできない(テンションの問題)。
昼ご飯を食べて、少し休憩して、猫のおやつの在庫確認や人間の前月の収支確認を終えたのち、午後はだらだらする。
横になってタブレットで漫画を読んでいると、猫(黒)が寄ってきてお腹のあたりを前足でちょいちょいしてくる。仰向けになるとお腹の上に乗ってくる。猫、ぬくい(重い)。猫がくっついてくる季節になったんだなーと思う。かわいい。
そのまったりしたテンションのままで1日を終える、ような感じだったのだけれど、ぼんやりネットを眺めていたらダイエットの記事にぶつかって急遽立ち上がる。運動しよ。
Fit Boxing2を立ち上げる。ここ数ヶ月、さぼりにさぼっていた。週3~4でやっていた時期とは比べ物にならない動けなさ。うける。
生活の中に運動習慣がない期間の方が圧倒的に長いので最近知ったのだけれど、人間の体、小さな運動習慣でちょっと動けるようになったと思っても、ある程度さぼったらすぐ元に戻ってしまう。寝る前のストレッチをちゃんとやっていた時期とやっていない時期(今)、体の伸び感が全然違う。たまにストレッチをすると、めっちゃ硬いゴムを無理に引っ張っているような感じがある。
それでもやらないよりはましと思って、やる。Fit Boxingもそう。月1回20分とかしかできなくても……やらないよりはたぶんまし……。
ところでFit Boxingシリーズの新作が出るとか新トレーナーが追加になるとかがあったら、ぜひツダケンさんでお願いしたい、なー。

明日からまた仕事が忙しい。がんばろ。

9月をふりかえる

9月初旬にベテラン先輩の急な退職があり、そこからずっと忙しくてア゛ーと言ってる間に9月が終わってしまった。まだ忙しくなくなってはいない。そろそろ落ち着きたい。
いい加減うんざりの暑さの方はやっと落ち着いてきてありがたい。エアコンなし室内26℃湿度50%、過ごしやすすぎるー。エアコン28℃では気だるげだった猫も活動的になっておもちゃで遊んたりしている。最高。でも週間天気予報を見ると来週は最低気温13℃の日があって、うん……?もうちょっと程良くしてほしいねえ。

今月読んだ本

●彼らは世界にはなればなれに立っている

著者の別の本を過去に読んで面白かった記憶があったので読んでみた。ファンタジーかつミステリーの気分で読んでいたらたぶんそういうコンセプトではなかった。メッセージ性が強くて、急に静かに刺してくる感じがあった。
読みごたえはあった、んだけど、わたしは作者の存在が見えすぎる創作物はちょっとしんどいので、すごく良かったーには至らなかったかな。

今月読んだ漫画

読んでる漫画はたくさんあるけど、刺さったものだけピックアップ。

●猫奥(7)

ほっこり大奥猫漫画。登場人物がみんな愛くるしい。猫がかわいすぎないのもよい。
猫飼いあるあるがぎゅうぎゅうづめにされてて、読んでて「わかる〜」となることが多い。
推しは圧倒的に姉小路さま。登場シーンの半分ぐらいは泥酔してるんではないかな?ベロベロの美人、最高。
姉小路さまは、猫自体が特別に好きなわけではないけど吉野は大事、な感じがいい。

●天狗の台所(3)

天狗兄弟のハートフル田舎暮らしストーリー。兄弟仲がじわじわ良くなっていってかわいい。

●葬送のフリーレン(11)

黄金郷編が終わった。と思ったら胸熱展開で次巻へ続くとなった。ううったのしみ……!

ブログ

記事4本。書きたいことはあったような気がするけど書く気力がなかったー。9月は手帳もほとんど真っ白!
10月はもうちょっと心に余裕をもって生きたい。せめて週報ぐらいのペースでは書きたいところ。

連休が終わる

世間では3連休3連休と楽しそうだったけれど、土曜が出勤だったので2日しか休みがなかった。
とはいえ連休は連休だ。たぶん。ぜいたくは言わない。
それでこの連休何をしていたかというと、何もしなかった。よく休んだ。
ここ2週間ほど仕事が忙しくて、新しく覚えることがたくさんあって、結局進行が間に合っていなくて、わりと疲弊していた。やる気はあるし気持ち的にストレスは感じていないつもりだったけど、変な体調不良がじわじわ出てきて、やっぱりけっこう負荷がかかっていたんだと思う。
ストレスって別に「もういやムリ~」と思うことだけではない。やることがいっぱいある、わからないこともあるけど聞きに行ける相手は相手で忙しいし声をかけるタイミングをためらう、今日も予定通り終わらなかった、そのくせ上司はしょーもない雑談を仕掛けてくる、等々、小さいことの積み重ねは立派な負荷になる。……最後のはまあ、ちゃんとストレスだったな?

なのでこの週末は出かける予定を取り下げて、図書館と買い出し程度の近場への外出にとどめて、あとは家で過ごしていた。
午前中に汗だくになりながら掃除をして、「やり切った感」をちょっと得て、お昼を食べて、午後はだらだらする。漫画を読んだり活字を読んだり、モンハンnowで家の周りに出るドスジャグラスとクルルヤックを狩ったりする。おやつを食べる。昼寝をする。それぞれの合間に猫と遊ぶ。そんな休日を2日間過ごした。
こうやって見ると「何もしてな」くはないかなあ。「生産的なことは何もしてない」、というところかな。明るい昼間に、エアコンの効いた部屋で、ただぼんやり寝転がっている時間もけっこうあった(たいていそのまま寝た)。
何もしたくなかったのでやりたいことしかしなかったんだけれど、「やらないといけないこと」が実はあって、その半分はなんとかこなし、半分は後回しにした。やらないとなあ、とずっと見えていたんだけど、うーん無理、と見ないふりをした。

休みが終わる、寝て起きたら仕事、というこの時間に、よく休んだなあ、という気持ちと一緒に、でもあれを後回しにしている、というのがちょっとした棘みたいに刺さっている。
やっぱり先に片づけておけばよかったかなー。
めんどうなことほど先に片づける、というタイプの人間にずっとなりたいけどなれていない。
今更言ってもしかたがない。後回しにしたことは、明日以降のわたしががんばってくれるでしょう。たぶん。

忙しい日々

先週から諸事情で仕事が急に忙しくなっている。残業がそこまで多いわけではないけども、勤務時間内の密度が高くて疲労は増えている。短期間で新しいことを詰め込むのはもうしんどい年齢だということをひしひしと感じる(つらい)。
脳に負担をかけると体も疲れる、ストレスもある、これを放っておくと免疫が落ちる、ので疲れた心身をなんとか回復させることをずっと頭の真ん中に置いている。ここ数年はほんとうにずっとこれで、疲れを放っておいたりストレスで免疫が落ちたりするとコロナにかかるのでは、と恐れてことさらに体調管理につとめている。体はかなり健康な方でインフルエンザにもかかったことはないし熱も滅多に出さない。なので、具合が悪くなることに対して耐性が低い(微熱でもしんどい)。コロナにかかった人の話を聞いてはびびっている。
それじゃあ疲れとストレスを蹴散らすためにどうしてるかっていうと、ある程度ちゃんと食べてめっちゃ寝る、という基本のキみたいな対策しか取ってない。いやまあ、ここが一番大事だよねー。寝る。
あとは、心が疲れた時には、猫を甘やかしてモフ充している。人間が甘やかしたいときに甘やかされてくれる猫、ありがとう……。

ところで疲れた時にもセットしているポケモンスリープ、これ、起き抜けにめっちゃスマホの画面を見ていろいろすることになるので、朝イチからいらん疲労を溜めてるのでは……という疑惑がないこともない。半目で操作してるので、寝顔図鑑、見た覚えのない寝顔がいっぱいある……。

チームラボ「無限の連続の中の存在」

姫路市立美術館に見に行ってきた。
チームラボとは何か、というのをあまりよくわかっていなくて、デジタルアートで有名な集団、という雑な認識をしてたんだけどもだいたい合ってた。

www.teamlab.art

展示室は真っ暗。壁一面に映像が映し出されている。
いくつか作品がある中で、春夏秋冬の様々な花が芽吹き、萌え出て、咲き乱れて散る……というのを長い時間見ていた。

広い空間のあちらこちらに少しずつ花がうまれて、ある程度進むと一気にたくさんの花が育って満開になるんだけど、なんだろうな、めちゃくちゃな勢いで育つ植物って、生よりも死を感じるなと思った。
何の「死」なのかっていうと複雑で、ものすごく早く育つ植物はその勢いですぐ死ぬ、という予感を抱くし(実際映像では大量に咲いて大量に散っていく)、こんだけ花が大量に育つと栄養が吸い尽くされて土が死ぬな……とか思うし(無粋)、あの勢いで伸びる植物に襲われたら人間は死ぬ、という想像もした。
チームラボの近年の作品テーマのひとつに、「生命とは何か」というのがあるらしい。
生まれて、生きて、死ぬ花を見たはずだけど、「死」がいちばん強く残った。生命とは死、なのかなあ。
あざやかで華やかできれいだったけれど、ポジティブなエネルギーより、どちらかというと虚無寄りの印象。

ところで、暗いところが苦手な人はちょっと心構えをして入った方がいいかも?
展示室が真っ暗(特に入り口付近)なので、明るいところから入ると急に全然なんにも見えなくて焦った。順路もわからないし人間も見えないし、人にぶつからないようにするのに全注意力を使ってしまった。目がなじんでくるとましにはなった。ので、ちょっとゆっくりした方が良いかも。

後期(10/21~)は展示替えがあるようなので、また見に行きたい。

8月をふりかえる

何日か前に、テレビでアナウンサーが「台風と猛暑に振り回された夏でしたが云々」と話していて、猛暑の夏がもう終わったみたいなこと言うやん……と思った。今週もずっと最高気温33とか4とかだったというのに。
それでも朝晩は一息つけるほど涼しくなって、日暮れは少しずつ早くなって、ずっと地獄みたいな暑さは徐々にやわらいでいる。早く最高気温30℃切ってくれー。

今月見た映画

君たちはどう生きるか

www.ghibli.jp

可もなく不可もなく、★3というところ。
どのキャラにもあんまり好感を持てず、どのキャラの動機もいまいち薄めに思えて物語に入り込めなかった。画面はすごかった。さすがジブリ、という感じ。
他の人の感想を見たくてネットの感想や考察を探したけれど、「この場面は宮崎駿の人生におけるこれこれを意味しており云々」みたいなメタ的な考察が山ほど出てきて辟易してやめた。フィクションの創作物を見て作者のことを考えさせられるの、嫌。
キャストの前情報をほとんど入れていかなかったら、菅田将暉とか木村拓哉とか全然わからなかった(柴咲コウはわかった)。キムタクはキムタクの声しか出ないのかと思ってたよ……俳優さん、すごいな???
米津さんのテーマソングは美しかった。でもテーマソングとしてのぶっ刺さり度は「M八七」の方が上かなあ。シンウル映画本編の印象を5割増しぐらいにしてしまう力が、あの曲にはあったように思う。わたしがあの曲を好きすぎるだけかも。

今月読んだ本

ずいぶん久しぶりに小説を読んだ。ノンフィクションとかじゃなくて「物語」を読みたくなったので、本屋でピックアップされて並んでる文庫から適当に買った。感情の起伏が少なそうな、読んでてしんどくならなさそうな、平和そうな本を選んだ。

めちゃくちゃサンドイッチがおいしそうで今すぐ食べたくなる。サンドイッチ専門店、近くにないのかなとぐぐった(なかった)。
続編(語らいサンドイッチ)の終盤まで読んで、ちょっと蕗子がうるさく感じてきた頃、少しだけ笹子視点のパートがあって、なんだかぐっときてしまった。蕗子には蕗子の執着があり、笹子には笹子の人生があるのだ。
シリーズ3冊目はまだ読めてない。

今月読んだ漫画

ドリフターズ」の新刊が出た。読んでる間中、ああ〜もっと読んでいたい〜読み終わらないで〜と思っていた。登場人物の元ネタ、知ってるひとも知らないひともいる。源義経の人となりには詳しくないんだけど(あんなに有名人であるのに)、エキセントリック系が基本なのかな?「鎌倉殿の13人」の菅田将暉を思い出す。

「違国日記」が完結していた。作中でえみりとしょーこちゃんにつらいイベントが起こらなくてほんとうによかった。ただふたりでいるだけで苦しくてせつなそうなので、それ以上の苦難はちょっと。

マロニエ王国の七人の騎士」、新刊出るの毎回めちゃ楽しみにしている。話の続きも楽しんでるけど、新刊読むたび最初に戻って1巻から読んでしまう。眠くないとエリーの話が好きすぎるんよ……(「眠くない」は人名です)。

黒猫が10歳になった。人間換算すると50代半ばでいい年だけど、まだまだ若くて元気で、いっぱい食べるしいっぱい遊ぶ。もふもふだし目力も強い。
20年生きてくれるとして、一緒に過ごせる時間の半分が過ぎてしまったのかな、と思うことがある。絶望のあまり情緒がガタガタになるのであんまり考えたくない。

ブログ

8/20に始めて、記事を6本書いた。
実はブログを始めたのはなんも今回が初めてではないのだけど、今はここで日常をだらだら書くのが楽しいので、続けられるといいな。

値上げェ

セブンイレブンの安納芋羊羹が159円になっていた。えっまじで?と二度見してしまった。去年は130円ぐらいじゃなかったっけ??シーズン中には何度も買ってしまうお気に入りおやつだけど、あの大きさでほぼ160円はちょっとためらう。えっまじで?

安納芋羊羹に限らず、もう世の中に値上げしていないものがないぐらいなんでもかんでも値上げしている。食料品も日用品も衣料品も、もちろんペット用品も値上げしている。
キャットフードはメイン使用がロイヤルカナンとニュートロ(ナチュラルチョイス)なので、しばらく前の円安の時に値上げのダメージを受けて、それから今に至るまでもじりじり値上がりしている。
あとけっこうダメージが大きいのが、猫のトイレ砂。メーカー単価の上げ幅はわからないけど、ヨドバシ.comで1袋あたり400円ぐらい上がった。2匹いるし消費量もそこそこあって、4袋まとめ買いをしているので、んんん、けっこうきっつい。実際の金額どうこうよりも、上げ幅の大きさにビビる。
ただ、これはわたしのただの(実体験に基づく)想像なんだけれども、
こんだけ値上げしても、原材料の高騰とか燃料費の高騰とか運送費の値上がりとかで消化されてしまって、どころかこれでは足りなくて利益率はキープできていなくて、当然メーカーの社員各位のお給料が上がったりはしていないんだろうなって……きっと……。
悲しいな!
どうせ払うお金が増えるなら、作ってるひとたちに還元されてほしいのにね。

フードもおやつもトイレ砂も値上がりしているけれど、じゃあ安いものに変えようか、とはなかなかならない。
トイレ砂を変えて排泄したがらなくなってしまうと困るし(猫はトイレ環境に繊細)、フードにしても、ロイカナの療法食をあげているのは何回か下部尿路トラブルをやっているオスの予防のためなので、こっちも変えられない。
病気になると病院代の方がより多くかかる、とかそういう話ではなく、猫の体調が悪くなると、心配しすぎて人間の体調も悪くなるので……猫いつもすこやかでいてくれ……。

そういうわけで物価が上がり続けても給料は上がらないので、人間は猫の生活を維持するために、人間用のアイテムのランクダウンとかを検討する。いいんです。それで。

ちなみにうちで使っているトイレ砂は「トフカスサンドK」。おからベースでトイレに流せるやつ。
10年お世話になっています。廃番にならないでね……。