手帖の白

日々をゆるく綴っています

テンションを底上げする

ものすごく久しぶりに、ハンドネイルをしてもらった。
フットネイルは毎年サンダルのシーズンだけネイルサロンに通っているけれども、ハンドはもう何年ぶりかわからない。10年はかたい。
ネイリストさんには「何かあったんですか~?お出かけですか~?」とご機嫌に聞かれたものの、「ちょっとしんどいことが多いのでテンション上げたくて……」と正直に言ってしまい、やや引き目の反応をいただいた。ごめんて。

メンタルが疲れていてむりやりテコ入れしたいとき、メイクを濃くするとかアクセサリーをつけるとかしたがる傾向があって(ふだんはペラッペラの手抜き)、今回はそれがネイルだった。
地味めのいわゆるオフィスネイルだけど、爪がきれいだと単純にうれしい。素の爪だと、近頃はお手入れしてもしても乾燥から逃れられなくて(年齢的に……)、それが悲しかったのもあるので余計に。
髪やメイクに力を入れても鏡がないと自分の視界には入ってこないけど、爪はいつでも目に入って、爪かわいいなーという気分になれる回数が多いので、良い。

ちなみにジェルネイルというのは、爪とジェルの接着を良くするためにまず爪全体にやすりでザリザリッと傷をつけるし、オフするときには薬品である程度ジェルを剝がしたあとに残った部分を削って落とすので、爪へのダメージはめちゃくちゃ大きい。
めちゃくちゃ大きい……ということをちょっと失念していて……最初にやすりでザリザリッとされたときに、ヒッ、となってしまった。そういえばそうだったー。一時の悦楽のために爪をめちゃくちゃ傷つけてしまったなああ。

まあ手軽にオフもできないし、なるべく長くつけておきたいけど爪は伸びるし、そもそも爪は短い方が好きだから伸びてくると邪魔だし、というわけで自分にとってはあんまりトータルで良い娯楽とも言い難いんだけど、爪がきれいなうちは、爪かわいいなーを享受しようと思う。
オフ後はめちゃくちゃケアしよう……。